さて、海外起業日記も9日目となりました。
火曜日くらいかな?いや、翌週の金曜日だ!土日休みだからね〜
というくだらないことはさておき、今日は実務的なお話を。
Parker's Piece Franceは、S.A.Sという法人形態で設立しました。
これは日本でいう「株式会社」と同じです。Société par Actions Simplifiéeですね。
単純株主株式会社、みたいな小規模〜中規模までの会社の多くがこの形態を取ります。
他にもSARL(Societe Responsabilite Limitee):有限責任法人や、SA(Societe Anonyme)公開有限責任会社などがあります。
なぜSASを選んだかというと、
1 株主がひとりでいい
2 経営が自由で、責任は出資金の額のみ
3 資本金の下限がない
といったところで、SARLだと経営に関する監視が強く、SAは株式公開している企業が取る形態なので、さらに監視が厳しい。
ですので、自然とSASになりました。
SAS<SARL<SA
みたいな感じです。
他にも税額の安い個人事業主という資格もあったのですが、規模を大きくするつもりだったので、法人形態を取りました。
設立は至って簡単で、申請書類(定款など)を作って行政に申請し、認められたらそれを持って、事前にアポを取ってあった銀行に行きます。
銀行に行って、事業計画と共に担当者に説明をしてから銀行口座の開設まで1週間〜2週間。
会社の口座もでき、めでたく出発となります。おおよそ1ヶ月半ほどでしょうか。
DG(代表取締役)みたいなものには自分がなり、現場を任せたい人がいたらDGD(副社長)みたいなポジションを与えるといいと思います。
最後に、フランスが日本と大きく違う点は、チェック(小切手)が通常の決済手段です。もちろん振込支払もありますが、ほとんどはチェックを送り合って決済します。また、銀行口座は「口座維持費」が3,000〜(銀行による)かかり、銀行はアポ無しでは会ってくれません。日本でいう「窓口」みたいなものもありません笑
国が違えば、制度も風習も違いますね〜〜
今日も良い1日を!