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2025/06/16

海外起業日記 起業7日目

こんにちは、随分と間が開きましたが、今日は起業日記7日目、

外国人を外国で雇用するお話しをしたいと思います。

 

さて、パーカーズ・ピースフランスでは、日本人2名とロシア人1名の3名を雇用しました。

ロシアの人はとても日本語が堪能で、英語、フランス語、ロシア語、日本語の4か国語を話せる才女でした。

ロシアのハバロフスク出身で、一番最後まで働いてくれました。

そうして、3名ともフランスの雇用法のもと、採用しました。

オープンから一週間、慌ただしいがために、スタッフに仕事を任せっきりにしてしまいました。

スタッフの主な仕事は受付ですが、受付だけではなく、来てくれた人の名簿の整理や、見込み客の発掘、イベントへの参加、そしてワーキングスペース全体の掃除など、幅広くやってもらわなければいけません。

しかし、そう言った細かい指示をしていなかったために、その週は五割ほどしか、期待していた仕事量が終わっていません。

 

そこで問題となったのが、「ジョブ・ディスクリプション」です。言うなれば、やるべきタスクを明確にして雇用したかどうか、でした。

 

3名ともとても良い人でしたので、改めて業務を割り振って、明確にすることで次の週からは稼働がうまくいきました。

もしこれがフランス人だけだったらと思うと。。(フランスの方、すみません!)

きっと、突然来なくなったと思ったら、簡易裁判所から手紙が届くに違いません笑

 

最近では日本でもジョブ・ディスクリプションの重要性について認識が高まってきました。

一方で、ジョブ型よりもマルチタスク型を重視する傾向や、「明確化しない」文化が根強いため、今だに雇用契約書にも、

「関連する一切の業務」のような文言がついてきます。

 

もし、海外で海外の人を雇用したら、その人がワークフローの中でどのポジションを与えられて、望まれる結果は何か、を明確にしましょう!

小さな見過ごしが大きな金銭負担になって帰ってくることを防ぎましょう。

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