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2019/11/05

海外起業日記 起業1日目

経理を世界からなくす!を目指す経理マンの押尾です。

 

実際、AIが発展してきたら、経理作業は無くなります。。。定型だし、人の判断がなう方がいいし、24時間稼働だし。。

 

経理は財務へ、出てきた数値を使うオペレーターになるでしょう。

 

さて、2018年1月14日、パーカーズ・ピースフランスは設立されました。

 

会社設立の手続きは、基本的に日本と一緒です。

 

まず、定款(STATUS)を作成し、登記します。弁護士さんに設立を依頼しまして、およそ30万円ほどです。

 

設立まで早いと1週間。諸々書類の作成後、新聞で公告があり、設立登記されます。

 

企業形態も、個人事業・簡易株式会社・株式会社と3パターンあり、法人が株主の場合は、監査法人(監査料年40万円)が必須となります。

 

日本と違うのは、法人社会保険番号などが設立と同時に登録され、送られてきます。

 

次に、月間会計費用は、会社形態や従業員雇用などによりますが、従業員がいないのであれば、日系会計事務所だと月200~300ユーロ、フランス人会計士に頼むと500ユーロくらいが相場です。従業員が居て、給与計算や社会保険手続があると倍以上です。

 

従業員さんを雇う場合、かなりの金額負担になることを覚悟しなければいけません。

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法定福利費は日本の二倍。その他、社会保険に関する税金が多数あります。

 

また、給与は14ヶ月分を12ヶ月で払うことや、一旦、無期雇用をしたら、ここでは書ききれないほどリスクが膨らみます。。

 

また、こういった事情を教えてくれる人や、社会保険庁に対処してくれる人が居ないことも、起業の大きなリスクです。

 

フランス人会計士等はまず、対処してくれません。日本人会計士もいいひとは中々見つかりません。

 

ここまで書くと、フランスで起業するな!と言っているようなものですが、生半可な気持ちではすぐに挫折すると思いますので、ハードルを上げておきますw

 

もしどうしてもフランスで起業したい方!信用できる人を紹介します。

 

それでは良い一日を!

 

企業成長・バックオフィスのことならパーカーズピースまでご相談下さい!

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